訪問診療


訪問診療は保険医療です

体が不自由であったり、介護が必要な方など通院が困難な方のために、歯科医師、歯科衛生士がご自宅・病院・施設へ訪問し患者様の歯科治療を行う医療サービスです。

患者様の「介護保険」「健康保険証」が適用されます。

虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作製・修理、口腔ケアの相談など、歯科医院で行われる診療内容と基本的には同じ治療を受けることができます。

 

また、利用者の体力や生活状況に合わせて無理のない治療を進め、適切な口腔ケアを提案します。


訪問歯科を本格的に導入してから早いもので3ヶ月目になりました。この2ヶ月間、セミナー受講をはじめ、たくさんの患者様の訪問歯科に携わらせて頂いたりと、とても素敵な2ヶ月間となりました。

おかげさまで多くの患者様にご利用頂き、患者様から励みになるお言葉も頂いております。ありがとうございます。

 

ー診療日時は?ー 

現在、火曜日の午前中を中心に訪問歯科の時間を設け、迅速に患者様のニーズに対応出来るよう、各担当ケアマネージャーさんとの連携をはかり訪問歯科を行っています。

 

 ーご家庭での準備は?ー 

患者様の方で特別にご準備頂くものはございません。うがい用のお水と、治療の内容によって電気のコンセントをお借りする場合がございます。

 

 ー治療費は?ー 

また治療費に関しましても、健康保険がお使い頂けますので、1割〜3割の負担で治療を受けて頂くことが出来ます。

 

外来診療と訪問歯科診療の大きな違いは介護保険が関わってくることです。

介護保険は少し制度が複雑な社会保険ですが、患者様の負担を減らすため、各担当ケアマネージャーさんとのやりとりも訪問担当スタッフが行います。

 

介護保険も1〜3割の負担割合が適用されます。

また、訪問歯科で関わる介護保険の部分は区分支給限度額の対象外のサービスになりますので、訪問歯科を利用した為に、現在利用中のサービスが利用出来なくなったり、利用回数が減ってしまう等といった事は御座いませんので、安心してご利用下さい。

 

 ー交通費は?ー 

暑さが厳しい今年の夏。

ご自宅でも同様の治療やケアを行う事が出来ますので、是非ご利用下さい。

秦野市内の場合は500円、秦野市外の場合は1000円の交通費を別途頂きますが、介護タクシーやタクシーを利用するよりも経済的との声を頂いております。

 

ー対象の方は?ー 

当院より16キロ圏内が保険適用での訪問歯科対象となります。16キロ圏外の場合には、全額自己負担での訪問診療となります。

 

また、ご自宅だけではなく、ショートステイ先や介護施設への訪問も対応しております

スタッフブログより


ー当院の訪問歯科特徴ー


ご来院できない患者様に充実の訪問医療サービスを提供します。セッティングから撤収まで全てが簡単でスピーディー訪問診療用機器「VIVA ace」を用意しております。診察室と変わらない高性能システムです。


歯科医師と歯科衛生士がチームとなってお伺いします。

完治までの期間を計画的に診療します。

その後もケアや定期検診にもお伺いします。


安心して治療を受けれるように、治療器具は患者様ごとに交換をし消毒滅菌し感染予防を行なっております。


西地区高齢者支援センターの方をお招きし、認知症サポートセミナーをスタッフで受講しました。セミナーを有意義なものにし、少しでも認知症の方のサポートがスムーズに出来るよう学びを深めております。



セミナーを受けました


スタッフブロフより!

先日、西地区高齢者支援センターの方をお招きし、認知症サポートセミナーをスタッフで受講しました。

 

並木町歯科は、認知症の患者様にもご来院頂いておりますので、スタッフ一同、このセミナーを有意義なものにし、少しでも認知症の方のサポートがスムーズに出来るよう学びを深める良い機会となりました。

 

認知症について少しお話しをすると、認知症は様々な種類があります。その中の代表的な4種類をご紹介します。

・アルツハイマー型認知症

・前頭側頭型認知症

・レビー小体型認知症

・血管性認知症

 

この4種類が4大認知症と呼ばれており、認知症患者の90%以上をしめています。

その中でもアルツハイマー型認知症が最も多く、67%以上です。

 

それぞれの認知症にはそれぞれの特徴があり、男女で発症率も変わってきます。

 

認知症は病気ではなく、症状や状態の総称です。脳の疾患や障害により認知機能が低下し、日常生活に支障をきたすほどの症状を意味します。

 

持続的な認知機能の低下もしくは、日常生活に支障が出るほどの認知機能の低下が見られたとき、認知症と判断されます。

 

認知症の段階には前兆、初期、中期、末期とあります。

最初は物忘れや記憶障害が見られ、進行していくと妄想や興奮、抑うつなどの症状が出てきます。末期になると、無気力になり引きこもりや寝たきりとなって、常時介護を必要とする可能性があります。

 

認知症は介護が必要となる主な原因の第1位です。

そして、高齢になるほど認知症の方は増加します。

認知症の将来推計として、令和7年には認知症の方は約700万人前後になると推定されています。

 

正しい知識を持っておくことは大切ですね。

改めて認知症の詳しい症状や特徴などもお話しさせて頂ければと思います。

 

また訪問歯科では、認知症の方の口腔ケアもお手伝いさせて頂いております。訪問歯科の利用をご検討中の方はお気軽にご相談ください。