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そろそろ飽きたよ?パタカラ体操?

こんにちは。

並木町歯科です!

 

最近巷でよく聞くワード「フレイル」

 

 フレイルとはここ最近良く耳にする用語で、日本語に直訳すると「虚弱」といいます。

健康な状態と要介護状態の間を表す言葉です。たくさんの高齢者が、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられます。

そのため、フレイルをいかに予防するかがとても重要と言われているのです。

そんなフレイル予防に効果的があるとされている「パタカラ体操」は1度は聞いたことがある方も多いと思います。

 

パタカラ体操はいろいろなやり方がありますがなぜパタカラなのかお伝えします。

 ①「パ」は食べ物を口からこぼさない様、唇を閉めるための筋肉を使います。

 ➁「タ」は食べ物を押しつぶして飲み込む時に働く筋肉を使います。

 ➂「カ」食べ物を飲み込む時に誤って気管に入らない様、喉の奥を閉じる時に働く筋肉を使います。

 ④「ラ」は食べ物を飲み込みやすくまとめる時に働く筋肉を使います。

 

 それぞれの発音を5回~10 回発音します。この時、「パタカラ」「パタカラ」というのではなく「パ・パ・パ…」「タ・タ・タ…」というように1つの音を続けて発音します。これを食前に1日に3度行うのが良いですよ。

 

 しかしこれを毎日やっていると…飽きてきませんか?そういう時は「パタカラ」の順番を変えて発音してみましょう!

 例えば「ラ・ラ・ラ…」「カ・カ・カ…」「タ・タ・タ…」「パ・パ・パ…」のように、いつもと順番を変えてやってみると意外と難しいのです。次は何の音だっけ?という具合に頭の体操になったりもします。

 

 フレイル予防目的だけでなく、口腔機能向上に効果があるので、是非皆様もやってみてくださいね!