
こんにちは。並木町歯科です。
「知覚過敏」を知っていますか?テレビやインターネットの広告でよく見かけますよね!
それ位、知覚過敏で悩んでいる人は多いのです。
知覚過敏が起こる原因は1つではなく、複数の原因から知覚過敏が引き起こされます。
症状の強さにも段階があり、軽度から重度までさまざまです。
原因は知らないうちに続けている生活習慣や癖によるものもあります。
今日は代表的な原因をあげてみます。
①力いっぱい歯磨きをしている。
力を入れてゴシゴシ歯磨きをすると、歯が摩耗したり、歯茎が下がったりします。すると歯根が露出し、知覚過敏が起きます。
②歯磨きが足りない
プラーク(細菌)が残っていると、その中の虫歯菌が酸を生成し、歯の表面を溶かしてしまいます。
③酸っぱいものが大好き
これは、健康志向な方に多いのですが、健康のために積極的に食事に酢や柑橘類の食事を取られる方は注意です。もちろん、酢や柑橘類は身体に良いのですが、一方で歯は酸に弱く、酸っぱいものを習慣的に摂取している場合は歯の表面を溶かしてしまいます。これは、歯磨きが正しく行われていて磨き残しがなくても知覚過敏の原因になります。
④こまめな水分補給を意識している
これも健康を維持するためには必要なのですが、酸性度の強い飲み物を習慣的に摂取している場合は見直しましょう。基本的にはお茶やお水がおすすめです。酸性度の強い飲み物を習慣的に摂取していると歯を溶かし、知覚過敏が起こる原因になります。イオン飲料や炭酸飲料は避けるのが望ましいでしょう。
※熱中症対策や体調に合わせて選択しましょう。飲むことを禁止する意図はありません。
⑤食いしばり、歯ぎしりをしている
食いしばりや歯ぎしりが続くと歯の表面を覆っているエナメル質が壊され、歯がヒビ割れたり、欠けたり、歯が削れます。すると知覚過敏が起こることがあります。就寝中、食いしばりや歯ぎしりをしている人はマウスピースを装着して就寝することで、歯に加わる力を緩和することができます。
代表的な例をいくつか上げてみました。
まずは日常生活でこれらの原因が無いか意識してみましょう。