
こんにちは。
並木町歯科です!
タイトルを見てくださった方、このタイトルを見てどういった印象を受けますか?
子供に食事を与えないという意味ではありませんよ!(笑)
昭和の時代に子育てをされていた親たちは、今ほど子どもたちの食事作りに苦労している親はいなかったそうです。なぜだと思いますか?その理由はタイトルで記載したとおり、「子供のための食事」は作っていなかったそうです。その時代の親たちは「家族で食べる食事」を作っていたんです。そうすると、必然的に食卓に出された食事を食べます。子供のための食事というと、お子様ランチのようなイメージですが、毎日そのような食事を食べるのは健康的にもよくありませんし、オムライスやハンバーグのような柔らかい食事が多いと、十分に噛む回数が得られず子供時代に大切な顎の発達の機会を逃してしまいます。
私(1986年生まれ)も、子供が二人いますが、つい子供たちが食べられるものをという思いから、カタカナご飯(パン、パスタ、ハンバーグなど)を用意してしまいがちでしたが、子供が喜んで食べることを重視すると糖質や油脂だらけの食事になってしまうことに気づき、納豆や煮物、野菜のお味噌汁や焼き魚など意識をして食事を作るようになりました。子供のための食事は、できる限り作らないようにしています。
そして昨今、室内遊び(特にデジタル機器を用いたゲームやインターネット動画)をする子供が多く、運動量が不足しているためにお腹が空かず、お菓子を食べたがるお子さんが増えています。防犯や騒音問題から、外遊びをする子が激減していますが、しっかり外遊びをして体を動かすことにより空腹状態になり、健康的な食事を美味しく食べることができます。
子供のための食事も時々でしたら、必要であると思いますが、日常的な子供のための食事は控え、家族で食べる食事を作ることを意識しましょう。