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手足口病

こんにちは、並木町歯科です。

 

今回は、お口の中に水疱が出来る手足口病についてお話しします。

 

手足口病は、主にエンテロウイルスによって引き起こされる感染症で、特に小さな子どもたちに多く見られます。

 

手や足、口の中に痛みを伴う水疱や発疹が現れるのが特徴です。

 

口の中の粘膜が炎症をおこすため、食べ物がしみて痛がり、口内炎だと思って歯科を受診されるお子さんもいらっしゃいますが、手や足にも症状が出ていれば手足口病が疑われることをお伝えします。

 

感染しても通常は軽症で、自然に治りますが、まれに髄膜炎などの重い症状になることもあります。

 

感染はくしゃみや咳による飛沫、感染者の便や水疱から広がります。

 

子ども同士の接触が多い保育園や幼稚園では特に広がりやすいです。

 

手足口病の予防のためには、こまめに手を洗うことが大切です。

 

アルコール消毒が効きにくいので、石鹸と流水でしっかり洗うのが効果的です。

 

 手足口病には特別な治療法はありません。

発熱や口の中の痛みを和らげるような薬を使うことが一般的です。

 

もしも重い症状が現れた場合や心配な症状があるときは、すぐに医療機関を受診してください。

 

流行を受けて全国で手足口病の予防対策が呼びかけられています。

特に、子どもたちが集まる場所では、手洗いやタオルの共有を避けるなどの対策が重要です。

感染者の便には、症状が治った後もウイルスが2〜4週間残るため、家庭でも手洗いを徹底することが必要です。

 

手足口病は、予防とケアをしっかりしていれば、大部分は軽く済む病気です。

 

日々の生活の中で、基本的な感染対策を心がけて健康に過ごしましょう。

 

これから空気が乾燥する季節になると、更に感染症が広がる危険が高まります。

日頃からの感染予防対策が大切ですね。