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キシリトール

こんにちは、並木町歯科です。

 

皆さんは、意識的にキシリトールを摂取していますか?

キシリトールと言えばガムを思いつくのではないでしょうか。

 

そもそも、キシリトールとはどんなもので、どんな効果があるのでしょう。簡単にお話ししていきたいとおもいます。

 

キシリトールとは、ソルビトールやマルチトールと同じ糖アルコールという甘味炭水化物の仲間です。

キシリトールをガムやタブレットの形で一定期間以上口の中に入れると、むし歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、歯を固くしてくれる作用があります。

 

 さらに、キシリトールは、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きを持っています。(一定期間とは、5分〜15分が目安となります。)

 

ここまでキシリトールのメリットを紹介してきたのですが、キシリトールにはデメリットもあります。

キシリトールは腸内で水分を吸収する働きがあります。 つまり下剤と同じような働きがあり、 一度に過剰摂取すると下痢や腹部の不快感が起こる可能性があります。

 体質によっては少量でも便がゆるくなりますので注意が必要です。

 

むし歯予防のひとつとして、上手にキシリトールを取り入れるのも良いですね。キシリトールガムやキシリトールタブレットを選ぶ場合は、キシリトール100%の物を選びましょう。