こんにちは、並木町歯科です。
今回は少し怖いとゆう印象を受ける方も居るかもしれませんが、口腔(こうくう)癌のお話しをしたいと思います。
口腔癌には、舌の癌、舌と歯ぐきの間にできる癌、歯ぐきの癌、頬の内側の粘膜にできる癌、上あごにできる癌、などいくつか種類があります。
口腔癌の発生頻度は全癌の約2%と言われています。
代表的な口腔癌は舌癌で、口腔癌の半数以上を占めています。
初期の口腔癌では、痛みや出血などのはっきりした症状はあまりみられず、舌や口の中の粘膜が白っぽくなったり、赤くただれたり、舌に硬いしこりができたりします。
口腔癌の危険因子として、喫煙、飲酒、口腔内の不衛生、炎症などが挙げられます。
また、虫歯や適合の悪い義歯、詰め物が取れてしまったり、欠けてしまい尖っている歯なども慢性の刺激となり、発癌に繋がる事もあります。
その中でも 最大の危険因子は喫煙です。また、口腔癌の男女比は3:2と男性に多く、年齢的には60歳代に最も多いとされています。
口腔癌は先程もお話しした様に発生頻度の低い癌です。
もしお口の中に気になる症状がある場合は早めに歯科を受診しましょう。
また、検診でお口の異常が見つかる事もあります。定期的に受ける事をおすすめします。