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歯科技工士

こんにちは、並木町歯科です。

 

みなさんは、歯科技工士とゆう専門職を知っていますか?

歯科技工士は、歯科医師から発注された技工指示書に従い「歯科技工物」を作成、加工、修理する仕事です。

 

「歯科技工物」とは、歯の失われた機能をとりもどすために作られるもののことで、例えば次のようなものがあります。

 

・虫歯をなおすために削った歯をおぎなうための部分的な詰めもの

・歯の全体を覆う被せもの

・入れ歯

・矯正治療でつかう装置

・歯ぎしり防止やスポーツで使用するマウスピース

・仮歯

などが挙げられます。

 

口の中は、細い髪の毛が1本はいっていてもわかるくらい繊細な場所です。

 

そんな場所につかわれる技工物の製作には精巧な技術がもとめられます。

 

歯科技工士は患者さんの失った歯や機能をとりもどすための物を作る歯科医療にはかかせない医療技術専門職といえます。

 

歯科技工士の国家資格をもつことで、直接治療の現場で患者さんの口内に触れることはできませんが、歯科技工業務を行うことができるようになります。

 

この歯科技工業務をするのを認められているのは歯科医師と歯科技工士のみです。

 

歯科技工士になるには、高校卒業後、歯科技工士教育機関に入学し、2年以上学んで必要な知識と技能を習得すると、歯科技工士国家試験の受験資格が得られます。

歯科技工士教育機関は全国に53校(平成28年9月現在)あり、二年制・三年制の専門学校や、四年制の大学、二年制の短大があります。また、数は少ないですが夜間部を併設している学校もあります。

全国統一で実施される歯科技工士国家試験に合格した者が、厚生労働大臣の指定する登録機関に申請することによって、歯科技工士名簿に登録され、歯科技工士免許が交付されます。ここで晴れて歯科技工士という国家資格を有することになります。

 

 

男性が多いと思われがちな歯科技工士ですが、最近では女性の歯科技工士が増えてきています。

65歳以上の歯科技工士が男性95%に対し女性はわずか5%ですが、年齢が若くなればなるほど女性歯科技工士の割合が増え20代では男女ほぼ同数、25歳以下では男性44%女性56%と男性より多くなっています。

 

歯科技工士は、歯科技工所、病院・診療所、歯科技工士養成学校や歯科関係のメーカーなどで主に活躍しています。

 

興味のある方は「歯科技工士」について、是非調べてみてください!