こんにちは、並木町歯科です。
今回もバイタルサインについてお話ししていきます。
生命兆候にあたるバイタルサイン。全身の状態を知る基本的な情報です。
今回はバイタルサインの中の脈拍と体温についてお話ししていきます。
脈拍は、心臓が血液を送り出す速度を示し、通常は1分間に60回〜100回の範囲です。
個人差が大きく、年齢や体温、動いたあとなどの活動内容によっても、容易に数値が上下します。
一般的に手首の親指側、動脈が触れる場所で測定するので脈拍と言われます。
自動血圧計で血圧を測定すると、血圧の数値の高い値と低い値、そして脈拍の数値が出てきます。
脈拍を通じて、心臓の健康状態や体の緊張度を推測することができます。
脈拍の異常は心臓病の潜在的な問題を示唆することもあります。
次に体温です。世界的な感染症が流行し、体温を測る習慣ができ、体調の1番身近な判断基準にしている方も多い体温。
正常な体温は約36.5〜37.5℃ですが、運動、環境温度、感染症などによって変動します。
体温が異常に高い場合、発熱があり、感染症の可能性を指摘されることもあります。
体温が異常に低すぎる場合には、低体温症のリスクがあり、体の防御機能が低下していることを意味します。
バイタルサインの正常値を覚えておくと、自分のデータを見た時に体がどんな状態なのかを知る目安になります。
歯科の分野から少し視野を広げて、全身のお話しをさせて頂きました。ご覧いただきありがとうございました。