こんにちは、並木町歯科です。
今回は患者さんから質問頂くことの多いホワイトニングの疑問にお答えしていきます。
Q.どうして歯は黄色くなってしまうの?
A.外的な要因と加齢のどちらにも理由があります。
表面の半透明のエナメル質から、内側の黄みを帯び象牙質が透けて見えるので、歯は本来真っ白ではありません。
しかし、遺伝や加齢、飲食物の着色によって黄ばみの度合いは変化します。
Q.ホワイトニングで歯はどこまで白くなる?
A.歯の色には生まれつき個人差があるので、ホワイトニングの効果にも差はあります。
それでも本来の歯の色よりも数段階は明るくすることが可能です。
シェードガイド(色見本)を参考に、理想の明るさにすることが可能かどうか、クリニックで相談することをおすすめします。
Q.ホームホワイトニングとクリニックでのオフィスホワイトニングは何が違うの?
A.薬剤の濃度種類が違います。
クリニックでは、ドクターの管理下でのみ使用を許可された高濃度の薬剤を使用します。
その為1回で感じられる効果もクリニックで行うオフィスホワイトニングのほうが高いです。
一方、ホームホワイトニングは薬剤の濃度は低いものの、気になったときに手軽にできるというメリットがあります。
また、ホームとオフィスのどちらも行うホワイトニングの方法もあります。自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。
Q.矯正をしていても、ホワイトニングはできますか?
A.矯正のタイプによっては可能です
歯の表面にワイヤー矯正をしている場合は難しいですが、裏側のワイヤー矯正やマウスピース矯正であればホワイトニングは可能です。
Q.ホワイトニングは繰り返し行わなければ元に戻る?
A.メンテナンスしないと色戻りのリスクがあります。
1回でも効果は出ますが、黄ばみが強い人やもっと白くしたい!という人は1週間から10日の間隔でもう1度行ってみてください。満足できる明るさになったら、半年に1回のメンテナンスケアで歯の色をキープしてみて下さい。メンテナンスを怠ると、色戻りにより再び黄ばみが出てしまいます。
Q.ホワイトニングにデメリットはありますか?
A.施術中とあとに一時的に痛みが起こることがあります。
ホワイトニングの薬剤が歯に浸透する過程で一時的に染みるような刺激を感じ、ホワイトニング後も知覚過敏になることがあります。一過性のものなのであまり心配しなくて大丈夫ですが、気になるようなら薬剤の濃度を下げたり、治療の間隔を長くするなど、医師と相談してみてください。
Q.市販のホワイトニング歯磨き剤は効果はありますか?
A.予防、ホワイトニング後のキープのためには効果ありです。
すでに沈着してしまった黄ばみはホワイトニングが必要ですが、ホワイトニング後のメンテナンスとして、着色しにくい状態をキープするという目的で使う分には効果があります。
研磨剤が多いものは避け、医薬部外品と表記されているホワイトニング歯磨き剤を選ぶのがおすすめです。
マスクを外す事が多くなるこれからの時期。歯の色が気になる方やホワイトニングに興味がある方は是非ご相談ください。