こんにちは、並木町歯科です。
最近は温暖化の影響もあり、ゲリラ豪雨だったり、雹が降ったり、猛暑日が続いたりと天気の不安定さが目立ちますね。
天気の不安定さで気になるのが気象病。テレビなどで耳にしたことはありますか?
気象病とは、気圧・温度・湿度などの気象の変化によって、体調が悪くなったり、その人がもつ慢性疾患の症状が悪化したりする病気のことです。
四季の変化による寒暖差で体調を崩すことはよくありますが、気象病では季節にかかわらず、特に気圧の変化が大きく影響して、体調を崩す人が多いです。
ここ数年の不安定な気候は、体調の良し悪しにもかなり影響を受けてしまいますよね。
気圧の変化で頭痛が起こったり、体がだるかったり、めまいがしたりなど…。並木町歯科のスタッフでも悩んでいる方がたくさん居ます。
この気象病ですが、交感神経・副交感神経の切り替えが上手くいかず体内のバランスが崩れてしまい、さまざまな症状を引き起こすと考えられているそうです。
そんな気象病ですが、実は口腔内にもみられます。
天気が悪い日は歯が痛むと聞いた事はありませんか?
歯の内部には神経が通っている空間があり、その内部の気圧が外の気圧の急激な変化についていけず差が生じる場合があります。
その影響で歯の内部から圧力がかかってしまい歯が痛くなってしまうことがあります。
それが気圧性歯痛と言われるものです。
気圧性歯痛は健康な歯には起こりません。
治療途中の歯や過去に治療した事のある歯、虫歯になっていたり膿が溜まってしまっている歯に痛みが出やすいそうです。
一時的にだからといって放置せず、早めに受診し、適切な治療を受けましょう。