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スポーツドリンク

こんにちは、並木町歯科です。

 

暑さの厳しい季節がやってきましたね。厳しい暑さには、熱中症対策が欠かせません。

 

熱中症対策として、スポーツドリンクを飲むことで効率よく水分を摂取出来ることは皆さんご存知だと思います。しかしその飲み物には様々な危険も潜んでいるのです。

 

<危険その1…大量の砂糖摂取>

スポーツドリンクの成分表示を見てみると、砂糖や果糖ブドウ糖液糖という名称で大量の糖分が添加されています。

例えばお馴染みポ◯リス◯ェ○ト。

500mlに含まれている糖分はなんと、33.5g。

これはスティックシュガーに換算すると約11本分になります。

 

一日の砂糖の摂取量の目安は20gなので明らかに糖質オーバーになってしまいます。

 

夏場のがぶ飲みにより急性の糖尿病になる危険性もありますので、注意が必要です。

 

〈危険その2…だらだら飲みによるむし歯のリスク>

喉が渇く度にちょこちょこと頻回に飲むことで常に砂糖が口の中にある状態になります。

この様な口内環境になると、虫歯菌たちは大喜びです。

 

また口腔内のPHバランスは歯が溶けやすい酸性に傾き、虫歯の進行しやすい環境になってしまいます。

 

熱中症対策に有効なスポーツ飲料。

もちろん体が第1優先ですが、デメリットがある事も忘れずに、上手に取り入れていきたいですね。

 

※今回の写真は大道寺先生と高畑先生から「涼んでください」と差し入れを頂いた時の写真です。