· 

口呼吸が及ぼす影響

こんにちは、並木町歯科です。

先週梅雨入りになりましたね。例年よりも遅い梅雨入り。

また、梅雨より先に暑さがやってきたりと、何だか体が疲れてしまいますね。

 

体調管理が大変ですが、しっかり食べ、しっかり休み、免疫力を高めていきましょう。

 

さて、テレビやスマホに集中している時、口がぽかんと開いていませんか?

 

育ち盛りのお子さんは特に注意が必要です。お口が空いている子のほとんどが口で呼吸をする口呼吸になっています。

 

口呼吸が続くとお口の環境がどんどん悪くなっていってしまうので、気をつけたい点のひとつです。

 

口呼吸が及ぼすお口の変化についてお話しします。

 

①歯並びがガタガタになる

歯は口の周りの筋肉が歯を締め付ける力と舌の前歯を押す力を利用して並んでいきます。

 

口元が緩く空いている状態が長いと歯並びがガタついてきたり、出っ歯になりやすくなります。

 

②乾燥して虫歯・歯周病のリスクが上がる

 

口の中が乾燥すると虫歯菌や歯周病菌が増殖しやすくなり、唾液で洗い流せなくなります。唾液には自浄作用があるので、洗い流せなくなった菌がお口の中に増殖して悪さをします。

 

③口臭

②でお話しした通り、虫歯菌や歯周病菌が増殖することによってお口の中が虫歯や歯周病にかかるとより口臭が強くなります。

 

【改善方法】

 

①まずは鼻呼吸を意識しましょう

 

鼻が詰まっている方は耳鼻科を受診しましょう

 

②舌が下がっている人は上顎にくっつける意識を

 

③歯列矯正で唇がしっかり閉じるようにしましょう

 

④口周りのトレーニング

 

あいうべ体操をしよう

口を大きく開けて「あ」「い」「う」「べ」の形に口を動かして口輪筋を鍛えましょう。

 

なかなかすぐには改善できませんが、子どものうちから意識できると大人になった時に虫歯や歯周病・歯並びに悩むことも減るかもしれません。

 

あいうべ体操はお子さんと楽しくゲーム感覚でやってみるといいですね。