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唾液の役割

こんにちは並木町歯科です。

 

今回は、お口の中でとても重要な役割をしてくれている【唾液】についてお話しします。

 

唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。

  

口の中の汚れを洗い流す、酸を中和して、口の中を中性に保つ、細菌の繁殖を抑える、再石灰化によって、むし歯を防ぐといった、口の中を清潔で健康に保つ働きの抗菌作用や虫歯を防ぐ作用があります。

 

また、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりするのも唾液の大切な役割です。

ご飯をよくかんでいると、唾液 の中の酵素がでんぷんを麦芽糖(マルトー ス)に分解して、甘みが出てきます。

 

唾液はでんぷんを吸収しやすい形に変えてくれます。味を感じる味蕾に唾液が味のもととなる物質を運ぶ事で味を感じる事が出来ます。

 

また、食べ物を飲みこみ時にも唾液が必要です。

かたく、パサパサしたものでも唾液と混ざることで、まとまって噛みやすく、飲みこみやすくなるのです。

 

無意識に飲みこんでしまっていますが、1日約0.5リットル〜1.5リットルの唾液が分泌されています。

 

唾液にはとても重要な役割がたくさんあります。

 

機会があれば、唾液の分泌を促す唾液腺のマッサージ等もお話し出来ればと思っています。

ご覧いただきありがとうございました。