こんにちは、並木町歯科です。
最近誕生日を迎えたスタッフを、昼休みに居るスタッフでお祝いしました。
ささやかですが、お菓子を持ち寄り、甘〜いお菓子で日頃の感謝の気持ちと新しい歳をお祝いしました。
持っているサボテンがバースデーソングを歌って盛り上げてくれました。
さて、みなさんのお口の中にある大切な歯。その歯の硬さをご存知ですか?
物の硬さを量る単位として、硬さを10段階で表した「モース硬度」というものがあります。人間の歯は、モース硬度で表すと「7」です。これは水晶とほぼ同じ硬さです。
それでは、イメージし易い様に、身近な物のモース硬度を見てみましょう。
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス
モース硬度6:オパール
モース硬度7:人間の歯(エナメル質)、水晶
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
硬いものとして連想しやすい物に「鉄」があります。その鉄のモース硬度が「4」ですので、いかに歯が硬くて傷が付きにくいのかがわかりますね。
歯の構造も見てみましょう。
正確にいうと、人間の歯の表面を覆っている「エナメル質」が硬く、人間の身体の中で一番硬い組織といわれています。
この「エナメル質」の内側には、「象牙質」があります。
そして象牙質の内側には「歯髄」と呼ばれる神経や血管の多く通ったやわらかい組織があり、硬いエナメル質が神経や血管のある歯の内部を保護する構造になっているのです。
鉄が水や酸素にさらされると錆びてもろくなるのと同じように、エナメル質も、しっかりケアをしないと虫歯によって簡単に穴が開いてしまいます。
日頃からのケアはとても大切ですね。
ご覧いただきありがとうございました。