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先日、日本歯科医学振興機構さんが東京で主催する歯科麻酔歯科医、衛生士の認定講習を受講してきました。
内容は歯科麻酔に関わる法令、解剖学、麻酔薬の種類や特徴、麻酔術式、緊急時対応などとても充実しています。
実習も含まれており、専門の先生方の指導の下、患者負担の少ない麻酔方法を教えていただきました。
特に私が受けてよかったなと感じたのは、専用のマネキンを使用した気道閉塞時の対応の実習でした。
歯科では、歯の治療の際に被せ物など口の中で小さなものを扱います。
まれに被せ物が気道に入ってしまい呼吸困難になる可能性もあり、緊急時の対応も当然知っておく必要があります。
ただ日常で人に練習することが不可能であるため、多くの人は練習できません。
マネキンによる実習では力のかけ方や体勢によって、異物の排出結果が変わるものだと感じることができたのは大変貴重な経験だったと思います。
スタッフ一同、講習や実習で学んできた知識や技術をしっかりと地域医療に還元するために日々努めてまいります。